読了

香山リカ、福田和也『「愛国」問答―これは「ぷちナショナリズム」なのか』 香山さんの白か黒かって二者択一の思考方式は疲れないだろうか。

永井均『<こども>のための哲学』 晴れが「よい」天気で、雨が「わるい」天気って、よく考えると不思議だなあ、と思える人は楽しめます。

山形浩生『山形道場』 「オナニー」のキーワード登録を目論んで、いろいろ再読してるんだけど、金塚貞文さんの『オナニズムの秩序』『オナニズムの仕掛け』をまったく忘れていたことを、この本で思い出したので感謝。 あとは赤川学『セクシュアリティの歴史…

伊井直行『濁った激流にかかる橋』。 この人の小説はおもしろいんだけど、どこがどうおもしろいかは説明しにくい。 スタイルは、ポストモダーン小説のようであり、中間小説のようでもありという感じ。賞をたくさん獲っているんだけど、イマイチ地味目。この…

西村寿行『われは幻に棲む』 勤務中読了。