読了

北尾トロ『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』 あくまで観察者の位置から裁判を楽しんでいるだけなのが良かったです。

仕事中に読了。暇な職場…… ・坪内祐三『文学を探せ』★★★★ ・紺野あきちか『フィニイ128の秘密』★★★★ ・内田樹『映画の構造分析』★★★★ 三冊ともおもしろかった。 『フィニイ128』はラストをもうちょっと書き込んで欲しかったが。薄いヴォネガット? 坪内祐三『…

さいきんの読了本。 ・大西巨人『深淵』 ・佐川光晴『縮んだ愛』 ・中野敏男『大塚久夫と丸山真男』 ・森絵都『永遠の出口』 ・池田晶子『最後からひとりめの読者による「埴谷雄高」論』 大西巨人は相変わらず得体がしれなくて不気味だ。

・金井美恵子『「競争相手は馬鹿ばかり」の世界へようこそ』 嫌味な言い回しが素敵だなぁ。

・『ビッグイシュー 日本版』vol.2 http://www.bigissuejapan.com/ コレクティブ・リビングというのを知った。 http://www.chc.or.jp/index.html

・大島弓子『グーグーだって猫である』ISBN:4048532588 猫はいいなぁ。ウチのハムさんはもう2年くらいの付き合いだけど、いまだに指をかまれるし、肩乗りとか全然してくれない。 宮崎あおいの新ドラマの原作は『秋日子かく語りき』だって。 http://www.tante…

・鶴見俊輔『記録現代史 日本の百年(2) 廃墟の中から』

・雁須磨子、菅野彰、月夜野亮『ベトナムよちよち歩き』

・紡木たく『瞬きもせず』

・はやみねかおる『都会のトム&ソーヤ(1)』ISBN:4062120631 ・東陽片岡『うすバカ二輪伝』ISBN:4883791432 はやみねかおるのはYA(ヤングアダルト)ENTERTAINMENTシリーズの一冊。楽しい。西炯子の挿絵も堪能。同じシリーズの風野潮『満月を忘れるな!』も楽し…

・本谷有希子『本谷有希子文学大全集 江利子と絶対』ISBN:4062119277 ・『記録現代史 日本の百年(2) 廃墟の中から』 ・坂口安吾『堕落論』ISBN:4087520021 ・『子犬に語る社会学・入門』ISBN:4896917677 本谷有希子キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!! こんな…

・風野潮『満月を忘れるな!』ISBN:406212064X 満月の夜に猫に変化しちゃう話。男子向け。ドキドキラヴ。いいよーいいよー。ラスト、三角関係に陥ったまま終わるところが好き。 ・鶴見俊輔『読んだ本はどこへいったか』ISBN:4267016518 こういう人が政治家に…

・坂本信一『ゴミにまみれて』ISBN:448003563X

・『デラックス YOUNG YOU』ヤングユー12月1日増刊号 松田シロが良かったかな。松田シロはそろそろ単行本作れるくらいの分量は描いてるんじゃないかしら。

・鈴木漁生『漁生の漫画家残酷物語』(幻堂出版) ・鈴木漁生『漁生の浪漫戦記 青春の墓場』(幻堂) ・鈴木漁生『漁生のヒーローグラフィティ 60's』(幻堂) 鈴木漁生は年に何回か読み返す。人生の不条理と悲惨さと愛と勇気と青空と…… 以下、鈴木漁生を絶賛して…

・勢古浩爾『まれに見るバカ』 ・『LB中洲通信』no.183 ビンボーよ油げやるから飛んで来いッ!? ・『現代思想』10月号 特集・グラフィティ

・伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』(祥伝社) 初伊坂幸太郎。おもしろかった。気の利いた会話の嵐で満腹。他の作品も読みたい。

・今野裕一『ペヨトル興亡史』(冬弓社) ペヨトルがある時期からベタで古臭く見えるようになったのはなぜか? 断裁するのとブックオフに流すのとどちらがよいのか? 光琳社が潰れたときは大量に新古書店へ放流されていたが。

『色川武大・阿佐田哲也エッセイズ(2) 芸能』 『現代詩手帖』9月号 特集・詩人、吉本隆明

・『ZAMDA』特集・日本・バカ・映画 ・本多孝好『ALONE TOGETHER』 ・鈴木淳史『美しい日本の掲示板』

・平田オリザ『演劇入門』 ・梶尾真治『もう一人のチャーリイ・ゴードン―梶尾真治短篇傑作選 ノスタルジー篇』

・坪内祐三『雑読系』 自分のことを「皮肉屋」とか「すれっからし」とか自慢げに書き付ける人ってのは、どうも好きになれないなぁ。坪内祐三ってなぜか人気あるけど(最近では『情況』にまで登場らしい)、同系統の書評なら荒川洋治のほうが良いと思う。嫌味で…

山田風太郎『江戸忍法帖』

・深沢七郎『盆栽老人とその周辺』 ・橋本ライカ『キス』 南Q太フォロワーっぽい。CDの貸し借りのコマで、書き込みがなく何のCDだか分からない。南Q太ならちゃんと分かるようにするはず。80年代初期あたりに活躍したさべあのまの短編を思い出したりしたので…

・朝倉喬司『誰が私を殺したの』 ・筒井康隆『邪眼鳥』 殺された東電OLの着ていたトレンチコートを人民服になぞらえる(こじつける)あたり、朝倉喬司の本領発揮。 筒井康隆はあまり……

・坪内祐三『1972』

いつもに増して暇だったので、仕事場で三冊読了。これで時給1700円だから、いいバイトを見つけたものである。 ・吉田修一『熱帯魚』 ・機本伸司『神様のパズル』 ・森青花『BH85』 吉田修一はいかにも『文學界』っぽい傑作。 あと二冊はSF。SFといってもハー…

・秋山駿『片耳の話』 佐藤友哉タンも秋山駿を読めばいいと思ったが、ちょっとおせっかい。

・大西巨人『精神の氷点』 ・角田光代『菊葉荘の幽霊たち』 ・安岡章太郎『戦後文学放浪記』 ・柳瀬尚紀『翻訳はいかにすべきか』 並列して読んでるので、終わるときは一気に読み終わる 大西巨人は今回はじめて手を出す。あからさまに読みにくい悪文なんだけ…

『週刊ヤングジャンプ』 ホストのマンガが馬鹿っぽくておもしろい。ヤンジャンは、全体的に馬鹿っぽくて好きではあるが、村上たかしの「ぱじ」が良心的でつまらないので、植田まさしを投入すると良いと思う。