鈴木漁生『漁生の漫画家残酷物語』(幻堂出版)
鈴木漁生『漁生の浪漫戦記 青春の墓場』(幻堂)
鈴木漁生『漁生のヒーローグラフィティ 60's』(幻堂)
鈴木漁生は年に何回か読み返す。人生の不条理と悲惨さと愛と勇気と青空と……
以下、鈴木漁生を絶賛している人たち。大西祥平足立守正安田謙一山本精一呉智英宇田川岳夫。これだけでも読みたくなるでしょう? 読まなきゃ人生損してますよ。

諸君のうちのどなたかが、私の語る調子は絶望的にみえるというならば、私の喋り方が下手だったのだ。絶望などしていたならば、私は口を閉ざしこそすれ、開くはずはなかったことを忘れないでいただきたい。事実、私は希望に満ちている。しかし私の希望の実現する日をあげることはできない。それが私の生涯のうちに、あるいは、あなたの生涯のうちに訪れるということはできない。しかし、私は少なくとも、勇気を出せ、といおう。

漁生を読んで思い出した、W・モリスの言葉。