オーレー♪オーレー♪モクロー・サ・ン・バ♪

いつもいつもブックオフばかりなのも味気ないので、たまにはちゃんとした古本屋へいくのだ。


というわけで「モクローくん感謝祭」を目当てに、古書ほうろうへでかける。モクロー氏(id:kawasusu)は”世界で唯一の古書目録愛好フリーペーパー!!”である「モクローくん通信」を発行している奇特なひとだ。
http://www.yanesen.net/topics/topic/1538/


西日暮里で降りて間違えて反対方向へ彷徨してしまい、相変わらずの方向音痴っぷり。暑いので途中コンビニで涼んで『ヤングユー』の榛野なな恵の読みきりを立ち読みしてTWO DOGSを買って、まっ昼間からTWO DOGSを呑みつつふらふらふらりと、古書ほうろうへ到着。


もっと大きいスペースなのかと思っていたが、店の隅っこでこじんまりとした感謝祭だった。


モクロー棚から、『文藝別冊 色川武大 vs.阿佐田哲也』と、大西巨人が『深淵』について語っているインタビュー目当てに『社会評論 2004冬号』を古本で購入。古書音羽館発行の『田中小実昌の本』(コミ本の全ての書影が掲載されてる)も購入。あと、『未来』の6、7、8月号は無料で。
ほかにもいろいろ展示販売があったのだけど、『日記日和』とか藤本和也のマンガあたりは、すべて持っていた。タコシェジャケ買いして知った藤本和也の傑作『ふらふらふらり』は、もうずっと続きを心待ちにしているマンガだ。
http://www.mochiya.nu/mb/


ほうろう棚からは、松本正彦パンダラブー』、町田ひらくあじあの貢ぎもの』、岩田宏『渡り歩き』、『叢書新青年 渡辺温』、松本亀吉『歌姫2001』、池井昌樹『晴夜』、スガシカオ『1095』を購入して店を出る。